初仕事の想い出です | 鉄道の求人なら埼玉県、春日部市の株式会社A'Train | ブログ

　もうずいぶん前のことなので忘れかけてるけど、僕がA-Trainでやった最初の仕事は地下鉄車両の台車清掃だった。派遣業者の紹介で『鉄道系のお仕事』として見つけてアルバイトとして行った。

　自分は年齢のわりに好奇心が強い方だと思うが、機械いじりが好きで子供の頃はプラモデルやラジコンに熱中していたタイプだ。電車についてはとくにハマっていた訳ではなかったものの、機械としての魅力は感じていて、それに実際に触れられるチャンスだと思ったのだ。

　寒い冬の朝だったのは覚えていて、駅前で社員さんと合流して（なんと社長だった）基地まではちょっとした緊張感を持ちながら10分ほども歩いたかな。

　実際に現場となった車両基地にある、ピットと呼ばれる建屋に入ったときにはちょっとした感動があった。色気のない大きばかりの建物には古ぼけた鉄製のドアがあり、それをギギィッと開けたのだが、そこには見慣れたはずの列車が駅で見るのとはまったく違った趣でズラリと並んでいたからだ。その風景と同時に工場らしい油臭さにも何故かわくわくしたのも覚えてる。建屋の天井は高く、広い床には訳の分からない機械や資材がたくさん置かれていた。クルマやバイクに使うのと比べると格段に大きな工具が並んでいたのにも目を見張った。

　なんだか半端なエッセイみたいな文章になったが、それが僕のA-Train初体験だったわけで、まあ率直な感想であり想い出でもあります。

　実際の『台車清掃初体験』については次の機会で書くことにしようかと…。