これが【役得】というものです | 鉄道の求人なら埼玉県、春日部市の株式会社A'Train | ブログ

　わが社の仕事は鉄道会社の車両基地に出向いて、そこで車両の工事をすることが多い。当たり前のことだけど車両基地にはいろいろな車両やその編成を見ることができる。でもってウチの社員は “鉄オタ” が多いから、珍しい車両がいたりするとチラチラとそっちに目線が行ったりする。もちろん作業中はそんなこと出来ないが、作業前後や休憩中にはガン見する。

　僕は大して鉄道に興味無いけど、それでも新しく営業線に出て行く車両や、観光用に残された古いやつ、それから基地によっては蒸気機関車なんかに出くわすこと、思わず「へえ〜、珍しいやつがいるね」と注目してしまう。

　不思議なもんで自分の生まれる以前に活躍していた車両なんかを見ると、知りもしないのに懐かしい気分になったりする。とくに蒸気機関車の存在感はなぜか圧倒されるし、煙なんか吐かれるとなんだか「カッコイイ！」と思ってしまう。真っ黒いってのもポイントなんだろうけどね。

　でも鉄オタ連中は見るところが違う。
「今度の特急は台車が●●系と同じだな」とか
「インバーターが●●になったね」とかワケ分からん所に注目している。でもそんなのを見つけるのが楽しいらしいから仕方ない。ワタシ的には女性の運転士さんの方が気になるけどね。

　というわけで、わが社の仕事は一般の人が見ることのできない鉄道の一面を見ることができるのが特権と言えるのだ。見るだけでなく工事のために触れることもある。ただし構内では無断で写真を撮ることは厳禁なんで、そこはチョット残念。

※写真と内容はちょっとしか関係ありません。