鉄道業界の厳格なルール①【指差し確認】

query_builder 2024/06/13
電気工事士 自動車整備士 メンテナンススタッフ 現場工事責任者 株式会社A'Train_本社 株式会社A'Train_さいたま事業所
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 あくまで私Kの個人的解釈として、鉄道業界のルールについてちょっとずつお伝えしましょう。ウチ(A-Train)で働いてみようかななんて考えている人にとっては、気になるポイントと言えるかもしれない。

 鉄道の歴史を語るつもりはないけど、ハッキリ言って業界全体が色々なモノが古いっちゅうか、良くも悪くも伝統や文化がある。もちろん同じ鉄道業界でも電車を走らせることで運営している鉄道会社と、ウチのような車両の工事を請け負う業者とは別個に考えなきゃならないんだけど、共通する納得の伝統がある。

 それは何ごとも「半端なくキッチリ」していること。

 電車の運転士や車掌さんを見ていると、駅での発着や運行中でも【指差し確認】ていうのを見ることがあると思うけど、アレは工事の現場でもあるあるなのだ。

 例えば車両基地内で線路を跨いで移動する場合に、時には十本以上の番線を歩いて越えて行かなきゃならない。だけど、その1本を越えるごとに手前で止まって「右よしっ!左よしっ!」と目視すると同時に指さして、車両が来ていないか確認してから越えて行く。

 でも通勤時間なんかで車両が出払ってたりすると、見渡す限り基地に電車がいないなんてことがある。そんな時はさすがに【指差し確認】なんていらないでしょとツッコミたくなるけど、それは「ダメ!絶対!」。どんな状況でも線路を越える前には指さし確認をするんです。

 なんでかっていうと、過去には指差し確認をナメたばかりに重大な事故が起きているし、何よりも習慣として身につけないと「うっかり」して実行しないなんてことがあるからだ。

 個人的には現場で「右よし、左よし、上よし、後ろダメ!」なんてふざけたいところなんだけど、さすがにそれは現場ではやってません、現場では。

 ルール②はいつになるか分からないけど、思い出したら書きますね。


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