鉄道現場の【厳格なルール】

query_builder 2024/11/22
電気工事士 設計 鉄道 鉄道車両 現場
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鉄道現場の【厳格なルール】

 今朝ヨメさんに「ビールの缶はちょっとでいいから洗って捨てて」と叱られた。ビールの滴(しずく)が残っているとゴミ箱が臭くなるからなんだそうだ。そうですね、理解できます、はい。でもイイ気分になっている時に片付けているとイイ加減になっちゃうんだよね。

 でもそれで思い出したことがある。まだ社員に成り立てだった頃のこと、鉄道現場でのルールの厳格さに驚いたことがあった。

 作業現場の片隅に、なんの部品か分からないデカイ機械がパレットに載っていて、興味が湧いて近寄っていった。でもってビニールが被せてあったのでそれをめくろうと手を伸ばしたその瞬間「触っちゃダメ!」と先輩にきっぱりと言われたのだ。

 そう、自分たちの作業に関係の無い機械や資材には、ゼッタイに触ってはいけないというのが【厳格なルール】なのだ。いや、これは鉄道業界に限らない現場ルールなんかもしれないが、鉄道車両に関しては代えの効かない唯一無二の部品もあったりするから特にキビシイのだと思う。

 それに機械を壊すことはなくても、汚したりしても大問題になりかねないし、まして担当者ではない関係の無い人間がそのせいでケガでもしたら超ヤバイ。その半面、触れてもいなければ絶対に責任を問われることもないってことです。

 車両基地や車庫には色々なモノが置いてあります。「なんじゃこりゃ?」なものも結構あります。正直触ってみたい気持ちはあってウズウズするんだけど、そこは我慢するしかありません。「お触り厳禁」です。でも、こんな書き方すると痴漢のはなしみたいッスね。


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