【ネコの駅長】偉大な功績と現在
和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(きしえき)では正式にネコが駅長になったのは1999年のこと。TVや新聞で結構報道されたので知っている人も多いと思うけど、さすがに26年前の話となると若い人は知らなくて無理もない。
「なんでネコが駅長なん?」と思うのは正常な認識だと思うけど、それはもちろん話題集めが目的なのだ。でもどんな手法でもいいから世間から注目されて乗車人数を増やすために頑張って欲しいと思う。
なにしろ和歌山電鉄貴志川線は路線距離が14.3kmの短い線で、一日の乗客数が200人に満たない赤字路線。てか、県や市の支援で成り立っていて創業以来黒字になったことはないらしい。
開通したのは1916年というから歴史は十分にあるものの、開業翌年には政府から補助金が出ているから、最初からキビシイ路線だったようだ。それでも終戦間際には年間で340万人(9370人/日)も利用していたので重宝されていたのだろう。
で、ネコ駅長だけど、就任のきっかけは貴志駅の売店で飼われていて地元のアイドル化していた三毛猫「たま」が注目されたこと。最初はローカルメディアなどで紹介されていただけだったが、鉄道会社側のだれかが「これイケるんとちゃう」(想像です)との勢いで駅長にしたところ、全国メディアに取り上げられるようになったってことらしい。
実際にも「ネコ駅長効果」で乗客数や観光客が増加したようで会社からは【スーパー駅長】や【ウルトラ駅長】なる独自の役職名まで与えられ、さらには【和歌山電鐵社長代理】や【和歌山県勲功爵】なんて爵位まで授けられている。報酬はキャットフード1年分なんだけどね。
驚くのはそれだけでなく、ネコ駅長は親族が助役になったり様々な称号が与えられ、さらに2015年の死去後にはイギリスのBBCやアメリカCNN他の有力メディアに報じられ、青銅製のレリーフまで作られたってから凄いです。
たまが亡くなる前には駅長代行としてトラ猫の「ニタマ」が就任したり「SUNたまたま」や「よんたま」が登場し、訳分からん状態になってきたので、詳しくはWikiでも見てください。情報量がハンパないです。
ついでのハナシになっちゃったけど、本年2025年の1月7日に、新たに「ごたま」が「ふく駅長」(副が福に通じるように平仮名でふく)に就任したというニュースが流れてました。
【和歌山電鐵・ねこ駅長について】
株式会社A'Train 本社
住所:東京都港区芝5-36-4
札の辻スクエア9F
電話番号:048-872-6151
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