【車両基地】って何でしょう?

query_builder 2024/12/19
電気工事士 メンテナンススタッフ 現場工事責任者 株式会社A'Train_本社 鉄道 鉄道車両 現場
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 当社の主軸である鉄道車両の補修・改修は、就業地がほとんどの場合車両基地になる。このブログでも以前に『車両基地』という単語が出てきたはずだけど、フと気づいた。当たり前の様に『車両基地』って言ってても、定義や種類があるのだろうかと。

 というわけで調べてみました。端的に解説されていた『日本民営鉄道協会』のHPによると以下のようになります。

《車両を収容するための場所で、操車場としての機能と車庫の機能を併せ持ったものを「車両基地」といいます。その呼び方には「車庫」「車両基地」のほか、「車両センター」「車両管理区」などがあります。》
となってました。なるほど「定義」というより通称なんですね。

 さらに解説が続いてます。
《車両基地を作るためには広い土地が必要なため、都市の中心部から離れたところに設けられるのが普通で、地下に建設されることもあります。多くの場合は車両の検査を行う「検車区」と合体しており、月検査や列車検査などのほか、簡単な故障の修理、車両清掃や車体洗浄が行われています。》
そうそう、例外はあるけど多くはチョイと不便な場所にあるんですよね。

 また面白い一文も添えられていました。
《車両基地は車両が1日の"疲れ"をいやし、明日への出動態勢を整える場所です。運行中の故障などトラブル発生のときも、この基地から係員が駆けつけることになります。》
なんだか鉄道愛を感じる言葉だと思いませんか?

 ちなみにWikipediaではナルホドな一文がありました。
《日本では鉄道車両等の保守は鉄道事業者が行っているが、ヨーロッパでは鉄道車両等の保守は大半が製造したメーカーが行っている。》だそうです。

 へぇ、そうなんだ、メーカーがやるんだ。ナルホドその方が合理的かもね。でもきっと日本のように鉄道会社が保守をやる方が、素早くてきめ細かく対応できる気がするなぁ。

日本民営鉄道協会
●写真:photoAC


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