日立のアメリカ工場で飼われている【イヌ】

query_builder 2025/09/24
株式会社A'Train_本社 鉄道 鉄道車両 現場
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 日立製作所は米国現地時間2025年9月8日、米国・メリーランド州で鉄道車両製造の最先端のデジタル工場を、めでたく本格稼働を開始しました。北米市場の中核拠点として月産20両を生産し、ワシントンやボルティモア、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの交通局など向けに、計600両以上の納入を計画しているそうです。

 この工場では運用の高度化とスマート製造を実現し、460人もの直接雇用を創出するとともに、地域全体で約1,300人の雇用と年間3億5,000万ドル(約518億円)の経済効果を産み出すという。このことはトランプ大統領は知っているのかな。

 工場は全体で総投資額1億ドル(約148億円)、30万7,000平方フィート(約2万9,000平方メートル)のこの工場は、開設初日から埋立廃棄物ゼロで運営されているという優等生なだけでなく、ネコ型ロボットではなくイヌ型ロボットを採用しているという先進ぶり。いや、冗談ではありません。

 イヌ型ロボットの役目は、内蔵されたカメラで車両の傷や凹みを検知すること。新車を作っている工場にしてもなにせ車両はデカイものだから、現場で起こるちょっとした事で傷がついたりする。作業者が工具を落としたり、大きな資材を運んでいるときにぶつけたり(ありそう)、指に着いた接着剤を車体に着けちゃったり(やってないのに胸が痛みます)もあり得る話し。

 当然「どんなロボットなんだ」と気になるはず。検査の様子は産経新聞が動画アップしているのでどうぞ。

●日立製作所
●産経ニュース(YouTube)


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